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レームを受信した航空機LMEは、DMを送信する代わりにXlD_CMD_LEを再送信するものとする。
注.XID_CMDの処理に関しては、3.3.7項を参照のこと。
3.4.4.5リンク・パラメータ修正
3.4.4.5.1 地上起動
地上LMEは、表3−46に示されるパラメータを含むXlD_CMD−LPM(P=1)を航空機LMEに対し送信することによって、現行リンク・コネクション・パラメータの修正を要求するものとする。
3.4.4.5.2 一般的な航空権応答
航空機LMEは、表3−46に示されるパラメータを含むXlD−RSP−LPMで確認応答するものとする。
3.4.4.5.3 勧告
XID_CMD_LPMに対するN2カウンタが超過した場合、地上LMEは、その航空機とのリンクを切断する前に別の地上局を介したハンドオフを試みるものとする。
3.4.4.6航空機起動ハンドオフ
航空機LMEが、本項の内容を実行する場合には、AVLC固有オプション・パラメータの”i”ビットを1に設定し、他の場合には0に設定するものとする。
3.4.4.6.1 航空機ハンドオフ
航空機LMEは、ひとたび地上局とのリンクを確立すると、そのリンクと他の地上局の伝送に関するVHF信号品質を監視するものとする。航空機LMEは、以下の事象のいずれかが発生した場合、新たな地上局とのリンクを確立するものとする。
1.現行リンクのVHF信号品質が劣悪で、別の地上局の信号品質がかなり良好である場合
2.現行の地上局に対して送信されたあるフレームのN2カウントが超過した場合
3.現行リンクに関してTG2タイマが超過した場合
4.TM2タイマが超過した場合。この場合、航空機LMEは、ハンドオフを起動する前に自主的に代替の周波数(周波数サポート・リストによる)に同調するものとする。
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